●製品説明 周波数自動計測セット一式 ユニバーサルカウンター,USB-GPIB インターフェース 自動計測用ノート PC,自動計測プログラム付,各種セットアップ済 ユニバーサルカウンター / 岩通 / IWATSU / SC-7205H 周波数精度確認済,入力ケーブル,電源ケーブル付き 中古品ですが美品で綺麗です 2 チャンネル入力 周波数範囲 1mHz - 230MHz (500MHz まで可) HP 標準信号発生器を用いて,動作精度を確認済み 仕様では 230MHz ですが 500MHz まで計測可 信号入力用 BNC ケーブル 2 本付(新品),電源ケーブル付(新品) USB-GPIB インターフェース / Keysight Technologies 82357B / 未使用新品 自動計測コントローラ用ノート PC, NEC, core i3, Windows 10, MS-Office インストール済 自動計測プログラム(SC-7205H 用,自作) もインストール済 先着 1 セット限り,即決価格 匿名配送無料 (出品者が負担します。)
皆様アクセスありがとうございます。IWATSU 製のユニバーサルカウンター SC-7205H をコンピュータからコントロールして自動計測し,周波数の計測結果データを表計算ソフトのシートに自動的に記録していくための,ハードウェア,ソフトウェア,コントロール用の PC,一式全てそろった自動計測セットです。 長時間にわたる周波数の変化や安定性などの計測をコンピュータから自動で行えます。自動計測中に人は計測器やコンピュータの前にいて,何かを操作する必要が有りません。測定の終了後に記録されたデータを確認するだけです。 出品している機材を用いた自動計測の大まかな流れは次の通りです。落札者様はカウンター,USB-GPIB, ノート PC の3つの機材を全て接続します。PC の自動計測ファイルを開きます。ファイル中の必要事項(2 項目)を入力し,実行ボタンをクリックして自動計測を開始します。以後,自動計測を繰り返し,設定した計測の回数に達すると自動計測を終了します。最後に,各測定時刻ごとに記録された計測データを確認してください。 以上の自動計測のサンプル計測結果がノート PC に入れて有りますので,参考になると思います。 ユニバーサルカウンタ, USB-GPIB, およびノート PC に必要な GPIB 関連の基本的な設定を全て行ってありますので,全ての機材や電源を接続するだけで自動計測の準備は終了です。より正確で安定した計測結果が必要な場合は, 30 分以上機材をヒートランさせた後,開始してください。 自動計測中には,計測データを表計算のシートに記録していきます。最後に表計算のファイルを確認して,保存していただければ計測したデータが保存されます。 もちろん PC と接続した自動計測以外,ユニバーサルカウンター単体だけでも計測できます。測定精度も確認してあります。後ほど,当方の機材を用いて確認した精度を示します。電源や入力ケーブル類も 2 種類そろっております。 以下,ユニバーサルカウンターと自動計測 (GPIB インターフェースおよび PC) 他,に分けて,説明いたします。
ユニバーサルカウンターは岩通製 (IWATSU) SC-7205H の中古品です。本体背面にオプションの GPIB インターフェースを取り付けてあり自動計測に対応できます。 中古品ですので側面に小さな傷がありますが,目立つような大きな傷や汚れは,無く大変綺麗な状態です。また、コネクタ部分や入力キー部分にも汚れやサビなども見られません。 さらに、表示部分は新品の時の保護用フィルムを剥がさず,そのまま残してあります。これをはがしていただければ、表示部分は無傷だと思います。 当方,喫煙しませんし,ペットもおりませんので,匂いやヤニ汚れなどもありません.コンピュータからアクセスいただければ,大きな写真を表示できます.綺麗なのですが、あくまでも中古品のため個人差があるかもしれませんので,是非大きな写真でご確認ください. 小形・軽量で 1mHz から 230MHz までの範囲の周波数を測定することができる電子測定器です。仕様では上限が 230MHz ですが,当方が確認したところ 500MHz まで,誤差なく正確に計測できました.後で当方の測定結果を示します。 周波数の他、周期、デューティー比、パルス幅、2 波の周波数比、位相差、などを計測できます。 前述のように本体の背面に、コンピュータからカウンターを制御したり,測定データを伝送するため,オプション品の GPIB インターフェースが内蔵されています。 本体の他の付属品は次の通りです. ○BNC - BNC ケーブル(1本,未使用新品) ○BNC - アリゲータクリップケーブル(1本,未使用新品) ○電源ケーブル (1本,未使用新品) 〇取扱説明書 (1冊,複写,A5 裏表印刷,約 200 ページ) 入力ケーブルが 2 種類そろっておりますし,測定精度や動作も確認してあり説明書も付属しますので,お手もとに届いてすぐに,カウンター単体で計測を開始できると思います。 出品にあたり,測定の精度を確認するため,100kHz - 3.0GHz の標準信号発生器 HP 8664 を利用して周波数を計測しました。標準信号発生器にはオプションの高安定なタイムベース発振器とローノイズ信号源を内蔵しております。さらに、発振器はダブルオーブン恒温槽の中で一定温度に保たれていますので,非常に安定した高精度な基準信号を発生できます。 周波数を HP 8664A に設定し,カウンター SC-7205H で測定したところ,次の表のような結果が得られました。参考までに,測定の一部の例を画像で示してあります。
周波数精度の確認結果
設 定 値 標準信号発生器 HP 8664A 周波数 (Hz) |
測 定 値 ユニバーサルカウンター IWATSU SC-7205H 周波数 (Hz) |
周波数誤差 (Hz) |
100,000.00 500,000.00 1,000,000.00 5,000,000.00 10,000,000.00 50,000,000.00 100,000,000.00 200,000,000.00 250,000,000.00 300,000,000.00 350,000,000.00 400,000,000.00 450,000,000.00 500,000,000.00 |
99.999,999 kHz 499,999,99 kHz 999.999,99 kHz 5.000,000,0 MHz 10.000,000,0 MHz 49.999,999,7 MHz 100.000,000,0 MHz 200.000,000 MHz 250.000,000 MHz 300.000,000 MHz 350.000,000 MHz 400.000,000 MHz 450.000,000 MHz 500.000,000 MHz |
0.001 0.01 0.01 0.0 0.0 0.3 0 0 0 0 0 0 0 0 |
動作確認の結果、上の表のとおり、仕様では計測の上限は 230MHz ですが, 500MHz まで問題なく計測できました。また,ほとんど測定誤差は無く、素晴らしい測定結果が得られました。 以上のように非常に高い精度で計測できること,および,動作や機能に問題が無いことを確認しました。確認した範囲では全く問題ございませんが,全ての動作と機能を確認することは不可能ですので,あらかじめご了承ください. 一部,測定の様子を画像にあげてあります。画像にある標準信号発生器 HP 8664A は本出品には含まれませんので、ご注意ください。 出品しているユニバーサルカウンターに内蔵されている基準発振器の仕様や安定性、その他は、次の通りです。 本体背面の10MHz OUTのBNC端子に出力可能。 〇発振周波数 10MHz 〇温度特性 ±2.5ppm/機器環境温度 0℃~+40℃ 〇経時変化 ±1.0ppm/年 〇サイズ: (210±2)W×(99±2)H×(353±2)L mm 〇重 量: 3.8kg ご参考までに新品時の税込み標準価格は,約 \154,000- でした。 主な特徴をカタログから抜粋すると、以下の通りです。 ----------------------------------------------- ユニバーサル・カウンタ SC-7205H 使いやすい1キー、1アクション、親切なディスプレイガイド、あらゆる用途に対応した演算機能。 周波数、周期のほかに、時間間隔、パルス幅、位相、周波数比、デューティ比、積算計数 ならびにピーク電圧測定を備え、簡単な操作で多彩な測定ができます。 開発業務、技術教育の基本測定器としてまた、生産・検査ラインへの導入に最適です。 1キー、1アクションの簡単操作です。 見やすい蛍光表示管。5×7ドットによる詳細情報表示です。 ※フル・スペリングのディスプレイガイドが操作を強力にサポートします。 トリガレベルの設定が不要なオートトリガ機能。もちろんマニュアル設定も可能です。 コンパレート、統計演算機能によりライン検査作業の効率化が容易に行えます。 スケーリング演算機能による単位変換(回転数、速度など)が可能です。 入力信号のピーク電圧測定による波形振幅の確認が容易です。 パネルセットアップのセーブ/リコールにより定型検査業務の効率化がはかれます。
次に USB - GPIB インターフェース,Keysight Technologies 82357B およびノート PC について説明します。 出品している USB - GPIB インターフェースは未使用の新品です。本出品の写真では,別の試験品を利用して写真を撮影して掲載しましたが,今回,お渡しするのは未使用の新品でございます。 USB - GPIB 本体の他に,和文の説明書(1冊,複写)をお付けします。USB - GPIB 本体に付属する DVD には英文の説明書が収録されいるため,役に立つと思います。 USB - GPIB インターフェース本体は,コンピュータの USB ポートに接続して使用します。電源は USB ポートから供給されるので,別途必要としません。パソコンの USB ポートに接続するだけで,利用できて大変便利です。 USB-BPIB インターフェースのドライバやソフトウェアを CD からインストールして設定済です。USB-GPIB インターフェースをユニバーサルカウンターに接続して,画像にあるような自動計測ソフトウェアを実行していたくだけで自動計測できるようになります。 具体的には次のような手順で操作します。 1.自動計測用に準備した Microsoft Excel のファイルを開いて,マクロ (BV アプリ) の動作を許可してください。 2.シート中にある”測定回数”,および”測定する間隔(秒)”を 2 か所のセルに入力してください。 3.シート中の大きなボタン "IWATSU SC-7205H START" ボタンをクリックすると自動計測を開始します。 4.自動計測中は,測定の日時,回数,測定周波数,測定時間,などが順にセルに入力されていきます。 5.指定された回数に達すると測定が自動で終了します。 6.測定データを確認していただき,必要があればファイルネームを付けてデータを保存後,終了してください。 7.測定データが必要無ければ,そのまま保存せずに終了してください。 表計算ソフトのデータとして記録されるため,データを元にした演算、変化のグラフ表示など,計測の後すぐにデータを処理できます。 慣れれば,ご自分ですでに所有されている計測器を付属のケーブルで接続して,プログラムを変更して,他の計測器も加えて自動計測できるようになります。 本出品のカウンターだけで自動計測する場合,GPIB ケーブルは不要ですが,お手持ちの機器を 1 台加えて,2台で自動計測される場合のためには,GPIB ケーブルが別途 1 本必要になります。 ご参考までに Keysight Technologies 82357B, 本体 1 台の価格は約 \106,000- 位です。 領収書が必要な場合,当方の様式でよろしければ,お付けできます。梱包後には同封できませんので,最初にご連絡をいただくときに,領収書のあて先をお知らせいただけないでしょうか。 |